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火垂るの墓の節子は見ててイライラ!わがままと言われてしまうのはなぜ?

今回、7年ぶりに地上波で放送される【火垂るの墓】

いつ見ても「可哀想で見てられない」「つらい」という
気持ちになってしまう映画ですが…。

一方では、

「節子を見てるとイライラする。」
「わがままに感じる。」との声があるのも事実です。

あんな辛い状況の幼い子供がなぜそういった意見を持たれてしまうのでしょうか。

節子に対してそういったイメージを持ってしまう理由としては、

  • いつもぐずっていて泣き虫だから
  • 少しも状況を理解できていないわがままな態度

なのではないでしょうか。

実際に火垂るの墓を見た方の意見も含めてまとめていきます。


目次

火垂るの墓の節子は見ていてイライラしてしまう理由2つ

正直、私は清太にも節子にもイライラしてしまってました。

ただ、大人になってから見てみると
2人ともどれだけ幼いことか。節子なんて4歳です。

それでもイライラしてしまう理由を挙げてみました。

節子にイライラしてしまう理由①泣き虫だから

節子が泣き喚くシーンはいくつかありましたが
泣いたってどうにもならないんだって。
という気持ちになるのが正直な感想なのではないでしょうか。

  • かあちゃんに会いたいと泣いてその場を動かない
  • 着物を売ろうとしているおばさんに泣きながらしがみつく
  • お米の配給帰りにドロップが出ずに泣きわめく

ただ、節子は4歳。そして見てみると泣いてるシーンって少ないです。

4歳で、突然お母さんに会えなくなっていじわるに感じるおばさんと
兄の清太とだけ過ごすのって不安定にならないわけないですよね。

映画の後半は、泣く力もないような節子で胸が苦しくなります。

節子にイライラしてしまう理由②わがまま

わがまま言える立場じゃないんだよ…。

って正直思ってしまうんですよね。

お母さんが亡くなってから西宮のおばさんの家で過ごす2人。

雑炊が嫌だと言った節子の言葉がきっかけで
西宮のおばさんの家での生活が崩れ始めました
よね。

わがまま言える立場じゃないって…

そう思うのは恵まれている今だから
第三者目線でそう思うんですよね~…。

ただ、後からのシーンでわかりますが
節子はおばさんからお母さんが死んだと聞いていました。

4歳の子供が、母親が死んだと知っていた後も
清太に心配かけないようにといつも通りふるまっていたと
考えると、精一杯のわがままなように感じます。

というか、イライラの矛先は節子ではなくて清太なのでは…?

まとめ:4歳の節子はとにかく巻き添えでかわいそう

大人になってから改めて見る火垂るの墓は、

節子は泣き虫でもわがままでもない、
4歳なのにとっても我慢していた。

という感想に落ち着きます…。

4歳の節子にイライラしてしまうのは違うかも…。と
映画の終わりに近づくにつれ思い始めますよね。

4歳の節子には判断力なんてないに等しいです。

戦争という怖い思いをし
突然お母さんに会えなくなって、死んだことを告げられ
ご飯も我慢して、家族ではない人に冷たく接せられる…。

火垂るの墓は、【見ている年齢によって解釈が変わる】
という代表的な映画だと思っています。

こんな2人のような状況を作りだす戦争は、本当に必要ないです。


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この記事を書いた人

適当~~~に生きているアラサーブログ

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